ABOUT
- 日本古来からの“女性の心の拠り所”の探究と、その現代的解釈 -
森山は10代半ば、母の死という喪失を経験し、心に空いた穴の中で日本の美人画や万葉集に出会う。そこに込められた精神や意味が、彼女の創作の原点となった。
自身の体験と現代女性の観察から生まれる“心の溝”をテーマに、詩や絵画、ドレスや小物を展開。人が身にまとう瞬間に “開花” する、Karen Moriyamaの特徴的な表現である。
幼少期の記憶にある故郷兵庫県の伝統工芸や職人との関わり、蝋燭の火を用いた制作など、「ロマンチックさ」「人間の温度」を感じる要素がブランドの軸となる。立体裁断による造形に、自らの絵画や日本古来の花・籠の意匠を融合し、可憐で現代的なフォルムを生み出している。すべての作品に込められた手仕事の温度は、孤独や葛藤を抱えながらも進む人々へ、静かに確かなメッセージを届けていく。
Karen Moriyamaの創作が、貴方にそっと寄り添い、背中を押す存在でありますように。
森山 かれん
1999年 兵庫県神戸市 生まれ。
神戸の芸術大学在学中に、世界で活躍するブランド等、積極的にインターンで学ぶ。卒業後、ハイブランドも手がける縫製・修復会社でキャリアを積む一方、自身の手でドレス製作を行う。
2023年 : 楽天東京ファッションウィーク「Global Fashion Collective 」にて、24年春夏コレクションをファッションショーで発表。以降、国内外からリースやドレス製作の依頼を受ける。
2024年 : 兵庫の伝統産業「播州織」とのコラボレーションを発表。
2025年 : “菊晴れ”の季節に合わせた 2025年 秋冬コレクションを発表。故郷の兵庫伝統的工芸品の職人とともに制作したアートピース、プレオーダーメイドドレス、普段着、プロダクトの新たなラインナップを展開。